メイクをするときに一番重要になるポイントがベースメイクになります。ベースメイクには、シミやしわを隠す役割や、顔の色の補正をする役割りなどがあります。ベースメイクを正しい方法でおこなわないと、汗や皮脂が分泌したときなどに、化粧崩れを引き起こしてしまう原因になります。
化粧崩れは、鼻の周りや目の周りなどのファンデーションなどがヨレて崩れてしまうことで、見た目がきたなくなってしまいます。「ナチュラルメイク」はベースメイクが重要になります。完璧な「ナチュラルメイク」は、ただ薄化粧というわけではなく、しっかりベースメイクをすることで、作り込んだきれいなメイクができるようになります。ベースメイクの間違いを正すことで、いろいろなメリットがあるので、ベースメイクでの間違いを3つ紹介します。
1つ目は、ベースメイクの基本である化粧下地の塗り方の間違いです。適当に下地を塗ってしまう人が多いのですが、下地はしっかり顔に密着させないと後から塗るファンデーションが崩れてしまう恐れがあるので、化粧下地を塗るときには、指でしっかり肌に密着するように塗り込んでいきます。下地の量が少なくても多くてもファンデーションがヨレる原因になるので、自分の顔の大きさに合わせて量を調節すると良いです。
2つ目は、ファンデーションの間違った塗り方や選び方です。リキッドファンデーションの場合、指で伸ばすだけで終わる方が多いのですが、それではヨレてしまいます。スポンジなどを用いて、顔にムラができないようにたたきこんでいくと、長時間きれいなメイクを保つことができます。色味も大切で、自分の肌に合っていない色だと、首と顔に色の差がでてしまうので仕上がりが不自然になります。肌の色が暗い方は、ブロンズ色のものを選ぶようにすると肌馴染みが良くきれいに仕上がります。
3つ目の間違ったベースメイクの方法は、コンシーラー選びです。コンシーラーにはさまざまなテクスチャーのものがあり、自分の肌質にあったものを選ばないと、肌に馴染まなくなったり、シワに入り込んだりします。コンシーラーは、目元に使用する場合は、テクスチャーがゆるいリキッド状のものが良く、頬などのシミなどを隠す場合は、固形タイプのコンシーラーが向いています。メイクは仕上がった直後はきれいでも、時間が経つと崩れてくるものなので、基本をしっかりおさえてメイクをすると、メイク崩れがしにくくなります。